【食べ方が広がる】がんもどきはそのまま食べられるの?

がんもどき

ふっくらとした優しい味わいのがんもどきはおでんなどの冬に食べる食品で多く目にします。温かい状態のがんもどきがスタンダードですが、そもそもがんもどきはそのまま食べることができるのでしょうか。煮る以外の調理法と、温め方について解説していきます。

  1. 目次
  2. がんもどきの正体
  3. がんもどきの材料
  4. がんもどきはそのまま食べられるの?
  5. がんもどきを煮る以外の温め方
  6. がんもどきをそのまま食べるなら手作りで!
  7. そのまま食べられるがんもどきをおいしく活用しよう

がんもどきの正体

がんもどきと見聞きしてまず思い浮かべるのはおでんですよね。バラエティー豊富なおでんの具にひっそりと姿を見せるのは、表面に様々な色が混じったがんもどきです。

大根やちくわ、卵などと比較すると控えめな存在ですが、このがんもどきは遥か昔の江戸時代には存在していた食品です。

がんもどきは漢字で表すと「雁擬き」と書く場合があり、江戸時代で流通していたがんもどきの材料は現在のように豆腐ではなく、こんにゃくだったとされています。こんにゃくで作られたがんもどきの味が雁(がん=カモ目カモ科の水鳥)の肉に似ていることから、この呼び名が付けられたと言われていますが、こんにゃくがなぜ豆腐に変わったのかといった点は未だに分かっていません。

もともとがんもどきは精進料理として作られ、魚肉の代用食として登場したとされています。しかし、江戸時代ではこんにゃくをただ油で炒めたものをがんもどきと言っていた時期もあるようです。

がんもどきは関西では「ひりょうず」というらしい

がんもどきという呼び方でしっくりくる方もいれば、「ひりょうず」、「ひろうす」という呼び名の方が馴染むという方もいるでしょう。

がんもどきは関東と関西で呼び方が異なり、関西地域ではがんもどきのことをひりょうず(飛竜頭)などと呼びます。

現在はがんもどきとひりょうずは呼び方が違うだけで意味は同じものを指しますが、日本に伝わった戦国時代では別物の食品だったとされています。ひりょうずの元となっているのはポルトガル語の「フィリョース」という言葉であり、この言葉を日本語で音を当て、近い漢字で表したものです。


フィリョース(Filhós / Filhóses/ ポルトガル語)は、
小麦粉に卵、砂糖などを混ぜ合わせてこね、形をととのえて油で揚げた食べ物。ポルトガルの揚げ菓子。ポルトガルの伝統菓子。ポルトガルの揚げパンの一種。フィリョーシュとも。仕上げに砂糖やシナモンを振りかける場合が多い。ドーナツの一種。中世から食べられているともいわれる伝統的な菓子。形状は地域や家庭、店により様々。クリスマスシーズンになると、「Filhós de Abóbora / Filhóses de Abóbora」と呼ばれるカボチャ入りの小さくて丸い形をしたフィリョースなども伝統的に食べられる。

元々は、小麦粉、卵、バター、牛乳などを混ぜて揚げた伝統菓子でした。ひりょうずがなぜがんもどきと同じ食品を指すようになったのかという点は、フィリョースの製法に似た豆腐料理であったという説もありますが、伝統菓子が豆腐料理に変わった理由、こんにゃくが豆腐になった理由、そしてがんもどきと同じ意味になった理由などは未だ謎に包まれています。

がんもどきの材料

水気を切って崩した豆腐の中に、ニンジンやゴボウ、昆布、山芋、卵などを混ぜて油で揚げるがんもどきは油揚げの種類に分類されます。

使用している材料は家庭でも揃えられるものばかりのため、おいしいがんもどきが食べたい場合は手作りすると驚くほどおいしいがんもどきが食べられますよ。

がんもどきはそのまま食べられるの?

がんもどきは必要な材料を混ぜ合わせ、揚げて作られる食品のためもちろんそのまま食べても問題ありません

しかし、揚げたてならおいしく食べられますが、市販のがんもどきは揚げてからかなり時間が経っているためそのままではおいしくないと感じるでしょう。

調理ができない状況以外では、加熱したり温めるなどの調理を加えた方がおいしく食べられます。

がんもどきを煮る以外の温め方

たっぷりと出汁を吸った姿がメジャーながんもどきは、そもそも煮る以外の調理法が思いつかないという方も多いのではないでしょうか。おでんなどの料理でしかがんもどきを食べる機会がないという方もいるほどですから、煮る以外のがんもどきの温め方をご紹介していきます。

オーブントースター

ふわふわとした状態のがんもどきをオーブントースターにかけたら歯触りが悪くなってしまうのではと思いがちですが、がんもどきは温度を上げて温めるだけで十分においしくなるため問題ありません。

時間がないときはがんもどきをそのままオーブントースターで焼いても良いですし、味の変化が欲しい場合は上にチーズや味噌、醤油などをかけてから焼くと更においしく頂けます。

フライパン

献立の一品として出したい場合は、フライパンにバターを溶かしてがんもどきをソテーしてみるのもおいしく仕上がります。

おでんや煮物などで役が多いがんもどきですが、焼く調理法では洋食を食べているかのような味に近づけます。がんもどきは何かと煮込む調理法が多めですが、フライパンで焼いても味わいを生かせます。

がんもどきをそのまま食べるなら手作りで!

がんもどきの味以外は不必要!ということであれば、手作りしてみるのがおすすめです。揚げたてふわふわのがんもどきは市販のものでは味わえないおいしさを楽しむことができ、材料も自分好みにできますよ。

作り方はこちら(白ごはん.com)

そのまま食べられるがんもどきをおいしく活用しよう

がんもどきについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。煮る調理法が一般的ながんもどきは食材の中で主役という立ち位置ではありませんが、しっかりとお腹を満たしてくれる食品です。煮汁をたくさん吸ったがんもどきもおいしいですが、手作りがんもどきでそのまま食べるおいしさを味わってみてはいかがでしょうか。

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