パラパラ食感がクセになるバスマティライスとジャスミンライスの違い

バスマティライス

日本人であれば生まれたときから口にしているお米。しかし、海外でもバスマティライスやジャスミンライスなどのお米を食べている地域がたくさんあります。日本のお米とは形状が異なりますが、バスマティライスとジャスミンライスの違いは何なのでしょうか。糖質の比較についてもご紹介します。

  1. 目次
  2. 世界のお米事情
  3. バスマティライスとジャスミンライスの違い
  4. バスマティライスとジャスミンライスの糖質比較
  5. バスマティライスやジャスミンライスの香り米…是非ご賞味あれ

世界のお米事情

日本人は産まれながらにお米の美味しさを知り、日々の食卓に取り入れていますが、お米を普段から主食として取り入れているのは外国人も同じです。日本のお米はもっちりしており、テカリがあればあるほど美味しいとされていますが、インド料理などで提供されるバスマティライスやジャスミンライスなどはパラパラした食感が美味しいお米だとされています。

お米の基礎知識

米文化を愛する国は日本以外にも中国やオーストラリア、アメリカやインド、パキスタン、東南アジアなど様々にありますが、国によって「ジャポニカ米」と「インディカ米」の2種類の違いがあります。

世界で栽培されている稲はほぼアジア稲なのですが、まず日本でもお馴染みジャポニカ米は粘り気がありモチモチとした食感、そしてコシヒカリやカリフォルニア米などの品種があります。

続いてインディカ米は細長い形状をしており、パラパラと粘り気がないのが特徴です。インディカ米は本ページのテーマとなっているバスマティライスやタイ米に該当するジャスミンライスなどが主な品種です。

ちなみにバスマティライスやジャスミンライスは同じインディカ米の一種ですが、カテゴリーとしては別物のお米になります。

世界の生産量の違い

米の生産比率

世界で食されているお米の種類はジャポニカ米とインディカ米の2種類ですが、世界で生産されている割合はジャポニカ米が20%でインディカ米が80%です。

私達日本人はジャポニカ米が舌に馴染むため、お米と言えばあのモチモチ食感をイメージしますが、世界的に見れば生産量が多いのはインディカ米です。

※参考・・・農林水産省(こどもそうだん)

バスマティライスとジャスミンライスの違い

同じインディカ米であるバスマティライスとジャスミンライス。日本のお米は味も産地も熟知している方が多いですが、近年日本にもインド料理やスペイン料理店が多く出店されていることでインディカ米のような外国のお米にも興味が出てきたという方も多いことでしょう。知らないことが多いインディカ米であるバスマティライスとジャスミンライスの違いや特徴についてお伝えしていきます。

バスマティライスとは

バスマティライス

バスマティライスはインドやパキスタンなどで生産されるお米であり、香りが非常に良い「香り米」として食べられているインディカ米の中でも高級米に当たります。

ジャスミンライスやタイ米よりも形状が細長いのが特徴で、炊くと香りがより一層立ち込め、ナッツに似た良い香りを放ちます。タイ米と思われがちですが、バスマティライスはタイ米とは別物です。

ジャスミンライスとは

ジャスミンライス

「香り米」というジャンルではバスマティライスと酷似したジャスミンライスですが、ジャスミンライスはバスマティライスと違ってタイ米に該当します。

そのタイ米の中でも最高級品と言われているのがこのジャスミンライスです。名前を見れば連想できますが、ジャスミンのようにフローラルな香りがするのがこのインディカ米です。

バスマティライスよりは細長い形状は抑えられ気味ですが、香りが非常に良いためタイ語では「カォ・ホンマリ(香り米)」と呼ばれています。

バスマティライスとジャスミンライスは同じ香り高いインディカ米ということでよく混合されますが、タイ米なのはジャスミンライスで香りもそれぞれに異なります。

バスマティライスとジャスミンライスの糖質比較

バスマティライスやジャスミンライスなどのインディカ米はどれも細長く、水分をあまり含んでいないパラパラな状態が一般的ですが、何となくそんな形状をしたインディカ米だからこそ糖質が低い、ダイエットに良いとイメージされがちです。

しかし、結論から言うとインディカ米とジャポニカ米を比較してみると、糖質の量には違いはほぼありません。インディカ米だから糖質が低いということではなく、糖質の元となるでんぷんの違いによって体に受ける影響が異なるのです。

お米に含まれる糖質の元となるでんぷんの種類は「アミロース」と「アミロペクチン」という2種類があり、アミロースの含有量が多いと消化に時間がかかるため腹持ちが良いとされています。一方でアミロペクチンの含有量が多いと消化が早く進みます。

アミロースの含有量はジャポニカ米が15~25%。インディカ米が25~30%。そしてアミロペクチンの含有量はジャポニカ米が75~85%。インディカ米が70~75%になります。

また、血糖値の上昇に関係するGI値はアミロースの方が低いとされています。GI値は低い方が血糖値の上昇を緩やかにしてくれるため、余分な脂肪の吸収を防いでくれます。

そのため、インディカ米もジャポニカ米も糖質の量には変わりありませんが、含まれているでんぷんの種類や含有量、そしてGI値の違いから見てインディカ米の方がダイエットに良いという情報が流れているようです。

しかし、インディカ米もジャポニカ米もどちらもお米であり、糖質を食べていることに変わりはないのでその点はご注意ください。

バスマティライスやジャスミンライスの香り米…是非ご賞味あれ

良い香りが立ち込めるバスマティライスやジャスミンライスをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。どちらも香り高いお米であり、日本で主流のジャポニカ米にはない魅力です。水気を含んでいない形状も馴染みのない日本人にとっては変わっている種類ですが、たまには外国のお米を楽しんでみるのも良いですよ。

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